◎第363回 第7回にっぽんの宝物グランプリ高知大会(平成30年11月20日)

各部門でプレゼン

商品力と熱意をアピール

 全国各地で、新商品開発で地域を盛り上げようと、「にっぽんの宝物グランプリ」の開催が広まってきている。その中でも高知県は早めに取組み、今年で第7回を迎える。
 今回も、高知市雇用創出促進協議会が主催して、5月から11月2日の大会前日まで、8回のセミナーと数回の専門講師による商品開発に必要な講習等が開かれた。
 大会前日には、本番さながらの、プレゼン力向上セミナーが、「アクティブラーニング」の羽根拓也氏によって開催され、最後のブラッシュアップの機会も設けられた。
 今年のエントリーは、調理部門5グループ、新体験部門4グループ、スイーツ部門4グループと13グループになった。これは今までで最高のエントリー数である。いずれも、それなりに磨かれた商品が揃った。
 私どもが参加した調理部門には、
① 「四万十ポークひと口ステーキ」。高知県産純米大吟醸酒粕をふんだんに使った贅沢な肉味噌。ご飯だけでなく、お酒との相性も抜群との触れ込み。
② 「大豊(山間部)ブルーベリーワイン」と「イノシシのテリーヌ」。
③ 「鹿肉のパテ」のマリアージュ。生節と宗田節の「土佐ぶしみそ」。
④ 私どもの仲間でカフェを経営するE氏の土「佐あかうし燻製&ソーセージ」。
⑤ 私どものエントリー「もろみ糀(こうじ)ネギ味噌」。
 この5グループが順番に、まずは1分間、予め用意してあるパワーポイントをスクリーンに映し出し、続いてプレゼンターが舞台に上がり、2分間で自己紹介や開発の経緯、商品説明を行う。その後7名の審査員に試食してもらいながら、商品に関して審査員の感想を述べてもらう。
最後に15秒でプレゼンテーターがアピールポイントを述べ終了となる。ポイントはいかに審査員に商品力と熱意が伝わるかである。
私ども「土佐龍馬の里」が推進役として今後も中心になり、開発された商品を販売することになる。
 今回は、もろみ糀と米麹を、四万十町で150年続く井上糀店から供給していただいた。糀のもつ特性等を学習したうえで、親しくしている、各種の商品を製造販売しているM社にお願いして、糀と私どもが持ち込む青ネギを乾燥してもらう。
乾燥したら一定量ビンに入れて、購入者が醤油とミリンをお好みで加えてもらうと、2週間後に美味しいもろみ糀味噌ができるキットとして販売する。
 あとは、ベストな味の「もろみ糀ネギ味噌」の販売と手軽に使えるチューブ入りの商品も製造しようと、短時間だったが丁寧に説明した。
 試食は輪島塗のお盆の上に、小皿に味噌を入れ、大皿の方には小さなおにぎり、きゅうりのスティック、薄切りの牛肉と白ネギを少量炒めたそのものを入れて、それらに味噌を付けながら味わってもらった。
 さらには、ビンに入れたキットにその場で醤油とミリンを用意して審査中にマイ味噌を作ってもらった。その結果、評価に関しては美味しいと、かなり高い評価をしていただいた。
 新体験部門とスイーツ部門も、同じようにプレゼンが行われた。審査の発表はそれぞれの部門で、グランプリ、準グランプリ、審査員特別賞等が用意されていた。我われの審査結果は審査員特別賞とのことで、強豪ぞろいの中で、グランプリは取れなかったが、そこそこ満足できる評価と感じた。今後は開発した商品の販売展開と、来年に向けての新商品開発に関しても、コラボ先とアイデアを絞り込みながら挑戦を続えたいと考えている。

2018年12月12日