◎第379回 土曜夜市(令和元年7月26日)

県内外や海外からも

訪れる人が皆 和やかに親しめる場に

 お祭り好きの高知でだが、でも日本各地には、それぞれ伝統のある祭りが数多くあるに違いない。
 高知市中心街で、6月末~7月末まで毎週土曜日の夜(計5回)開催されるのが、「土曜夜市」だ。
 主催は高知市帯屋町にある高知市中心街再開発協議会。よさこいタウンとして今年で45回目になるそうだ。
 高知市の中心街といえば帯屋町、大橋通、京町、新京橋と、それぞれの商店街が中心だ。夏を目の前にして、家族連れで夜の商店街が賑わう。金魚すくい、ヨーヨー釣り、スーパーボールすくい、串焼き、焼きそば、フランクフルト、かき氷など、アーケード内にたくさんのブースが目白押しだ。大人も子供も大いに楽しむ。
 私も友人に誘われ、中心地の大丸デパートの入口付近で焼きそばを主に販売しているま。中身は、自社で栽培している青ネギをたくさん入れ、それに玉ねぎ、キャベツを入れ、高知でブランドとして確立している四万十豚を入れ、美味しいタレで仕上げる。
ほかには、地元の新鮮な“きゅうり”の浅漬けを一本串に刺してダイナミックに食べてもらう。それ以外は、青ネギを束にして安く販売したり、加工品としては、焼き肉のたれ「にんにくやきにく極めたれ」と自社栽培のネギを入れた「ねぎ味噌」も販売する。
 同じブースで、友人のE氏は、ブランド牛である赤牛の串焼きやソーセージを、生ビールもあわせて販売する。隣のブースでは、ブランド豚の串焼きやタコ焼きなどが人気だ。
 今年は、梅雨の最中の夜市となり、雨の日が多く、来場者が少ないのではと心配していた。天気が悪いと当然、人出が少ないわけだが、なかなか読み切れず、材料の仕入れに苦労している。限られた時間の中での販売になるので多くの利益は期待できない。参加することに意義ありだが、材料費+αほどは販売したいものだ。
 しかし、そこは“高知人”で、天気が悪くてもそこそこの来場者があるので救われる。週末の土曜日なので、県外からのお客様も多く、『どこから来られましたか』『県内の方ですか』に始まり、商品をお渡しする間の会話が楽しいひとときになる。徳島、香川、愛媛からはもちろん、多くの方々が京都、大阪、神戸、岡山等から、週末をエンジョイするために、はるばる来て下さる。
 中には、高知のイベントを調べて、毎月のように訪ねている方々も多く見かける。また、県内外だけでなく、最近は年間60隻ほどの大型客船が寄港する関係で、日中は外国語が町中の至る所で飛び交ってい。
 商店街のほかに、最近では、観光客に人気の「ひろめ市場」も夜市の会場の1つであることから、通常以上に賑わいをみせている。
 ひろめ市場については前にご紹介したが、高知城に近く、一つ屋根の下に多くのお店が軒を連ね、好きなものを購入して広場のテーブルで仲間と談笑しながら、昼間からアルコールも飲める、独特の環境と雰囲気を楽しめる場所だ。同じテーブルに座れば、誰彼となく、声をかけ合い、すぐに会話が進む。
 このように、和やかに親しめる場所の多い高知なので、この交流の機会を楽しみながら、それぞれの皆さんの人生の糧になればと願う。高知万歳。

2019年07月26日