◎第349回 幕末明治土佐学講座(平成30年5月8日)

高 知 フ ァ ン 拡 大 へ

交流を通じて新たな価値創造に期待

 一般社団法人高知サマサマCCRCセンターは、早稲田大学エクステンションセンターが開催する春の公開講座で、「幕末明治土佐学講座」を4月7日に開講している(全10回、毎週土曜日午後1時から1時間半の講座)。
 今から150年ほど前、土佐藩だった高知県から坂本龍馬をはじめ中岡慎太郎、中浜万次郎、岩崎彌太郎、板垣退助など今も語り継がれる多くの偉人が世に出た。
 10回の講座のタイトルは、土佐藩幕末改革の指導者「吉田東洋」、山内容堂の生涯、武市瑞山、大政奉還を「象」(かたど)った「後藤象二郎」、岩崎彌太郎とゆかりの人たち、坂本龍馬成功の秘訣と新国家構想、「時勢論」に込めた中岡慎太郎の新国家構想について、板垣退助と「自由」、“最後の生き証人”田中光顕(みつあき)の想い、土佐が生んだ日本初のグローバル人材「中浜万次郎」。
 第1回の講座開講時に、私もごあいさつをさせていただいた。早稲田大学本校、政経学部の教室は180人の受講生であふれんばかだった。シニアの方が大半だったが、多くの女性の方や若い方もお見受けした。
 講師の藤田雅子(高知県立高知城歴史博物館学芸課長)の話が始まると、皆さん集中して耳を傾け、時折メモを取るなりと熱心に受講されていた。順調にスタートしたことで主催者としても安堵したところだ。
 我われは、この講座をきっかけに多くの高知ファンができることを期待し、高知県へ出向いていただき、地元のおいしい食や、観光を通じて、より親しく身近に高知を感じて欲しいと願っている。講座の後半には、高知を訪問していただく旅行プランもご案内する計画だ。学んでいただいた土佐の歴史と偉人を偲びながら旅を楽しんでいただき、できれば何度も訪問して、短期・長期の滞在の計画もご検討いただき、Uターンの方々のみでなく、縁もゆかりない高知へ移住・定住もご検討いただくことを願っています。
 我われのCCRC活動は、人口減少や少子化に対応するものでもあるが、新たな社会形成へと変化して、より楽しく、生活も仕事もでき、さらには地元の方々との交流を通じて、新たな産業や環境が形成されることを望んでいる。したがって、個別の動きだけではなく、多くの方々の交流を通じて、新たな価値が創造されていくことを期待するものでもある。
 そのためには、組織を牽引する立場にある我われCCRCセンターは、限りなく新鮮な活動を推進しながら、皆様からの英知をいただき、地域から歓迎され、頼られる組織として発展しなければならないと感じている。
          ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
 なお、講座の10回目が終了する6月16日(土曜日)に、高知の食材、地酒をふんだんに持ち込み、大懇親会「南国土佐まつりin東京」を「リーガロイヤルホテル東京」で開催しますので、ご参加を予定いただければ幸いです。

2018年05月08日